盈進高校(広島・福山市)の甲子園への切符は、福山勢としても実に33年ぶりです。地元も快挙に沸いています。
盈進高校のロビーには大型スクリーンが用意され、生徒たちおよそ30人が野球部の熱戦を見守りました。そして、試合終了の瞬間、涙をぬぐう生徒も…。
甲子園出場が決まり、会場は歓喜に包まれました。
盈進高校 3年生
「うれしいです。すごいしか言えないです。去年、同じクラスだった子が、けっこう出ていて。すごくがんばっていたんだと思って」
2年生
「いつもどおりのプレーで、きょうのような試合をしっかりして。甲子園でも1勝を持って帰ってくれたらいいなと思います」
33年ぶりの福山勢出場に地元の人たちは…。
街の人たち
「うれしかったです。(盈進と尾道の)どちらが勝ってもいいなと。盈進が勝って本当にうれしいです」
「そりゃ、うれしいわな。とにかくがんばってほしい。夏に負けないように。新型コロナに負けないように。とにかくみんなに元気を与えてほしい」
県大会の優勝旗と盾を持ち帰り、学校に凱旋した野球部員たち。在校生から大きな拍手で出迎えられ、これまで応援してくれた感謝を伝えました。
盈進高校は来月、48年ぶりに夏の甲子園球場でプレイします。
― 広島・福山市の枝広市長は、「みなさんの活躍は46万人の福山市民にとって大きな喜びです。福山城築城400年の節目の年に福山市の名を全国にアピールしてください」とコメントしています。