女子ソフトボールJDリーグの太陽誘電ソルフィーユは上越市内合宿最終日の23日、市内中高生を対象にしたソフトボール教室を行った。あいにくの雨天となり、屋外から下荒浜のスポーツハウスはまぐみに移し、午前中、攻守の基本を教えた。
中溝優生主将(23)は打撃のポイントを伝授した。初めて、上越の子たちを教え、「元気がいいなと思った。言ったことにリアクションがあって楽しかった。楽しいと思ってやってくれれば」と笑顔で話した。
修了式で、山路典子監督(51)は「うまくいかなくても、やる前に諦めたり信じられなくなったりするのが良くないこと。諦めずに自分を成長させていってほしい」と激励した。
中高生は市内4校から約40人が参加した。直江津東中ソフトボール部の石黒心那主将(2年)は「キャッチャーの送球や捕球を、バッティングで肩を開かずに打つことを教わった。試合や練習で生かしていきたい」と話し、太陽誘電チームとプレゼントの交換をした。
JDリーグは9月3日から後半戦が再開する。現在、太陽誘電は東地区で12勝9敗、8チーム中4位につけている。