ヘンリー王子の自伝本 弁護士の原稿チェックも終了 英王室メンバーどう描くかにも注目

ヘンリー王子の自伝本が完成し、弁護士らのチェックも済んでいるという。ザ・サン紙によると出版元のペンギン・ランダム・ハウスは同書をアメリカの感謝祭とクリスマス商戦に向けて出版する意向だという。

JR・モーリンガーを代筆に迎え今年の夏初めに完成されたとされる同書について、ある関係者はこう話す。「原稿は完成し、全ての法的な手続きも終わったところです。ハリーの手元から離れました。出版の日程は一度延期しましたが、今年の終わりに向けて軌道に乗ったところです」

同書についてヘンリー王子は感動的で掘り下げたものとなっていると話しているが、英王室との新たな分裂を生まないかと恐れてもいると噂されている。また、母親の故ダイアナ妃の人生についてもリサーチを重ねたとされるヘンリー王子だが、継母カミラ夫人の怒りを買わないかとの懸念もあると関係者らは明かしている。

ちなみにヘンリー王子は同書の出版について、英王室の中でエリザベス女王にだけ事前に話していたようだ。昨年、同書の出版契約を締結。当時から兄ウィリアム王子や父チャールズ皇太子ら英王室の主要メンバーたちを本の中でどう書くのかを疑問視する声が挙がっていた。

ヘンリー王子は「生まれの王子」としてではなく「一人の男」として書いたことを強調している。自分の人生の浮き沈みや過ち、そこから学んだことについても語りたかったと明かしている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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