厳しい暑さまだ続く 北海道に高温に関する情報も 気象庁1か月予報

 気象庁は28日(木)、向こう1か月(7/30~8/29)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は北・東・西日本で高い見込み。特に北日本は、8月前半は気温がかなり高くなる所がありそうだ。

 1週目(7/30~8/5) 東・西日本は、平年と同様に晴れの日が多い見込み。沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少なくなりそうだ。

 2週目(8/6~8/12) 東日本の太平洋側と西日本は、高気圧に覆われやすいため、平年に比べて晴れの日が多い見込み。

 3~4週目(8/13~8/26) 北日本の天気は、数日の周期で変わる見込み。東・西日本と沖縄・奄美では、平年と同様に晴れの日が多くなりそうだ。

■高温に関する情報

 北海道は向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高い日が多い見込み。特に、8月3日(水)ごろからの5日間ほどは、かなり高くなる可能性がある。このため、札幌管区気象台は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物や家畜の管理等に注意するよう呼びかけている。熱中症対策など、健康管理にも注意が必要だ。

■早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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