沖縄コロナ5442人、病床使用率は85%(7月28日午後)

 沖縄県は28日、新型コロナウイルスの新規陽性者5442人(前日4816人)を確認したと発表した。再び5000人台となり、過去2番目の多さとなった。前週木曜日の5250人と比べ192人増え、木曜として最多。陽性者の累計は34万3386人。病床使用率は85.5%(前日87.8%)、重症者用の病床使用率は41.9%(同43.5%)。クラスターの追加3例が確認された。
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 米軍関係者の新規陽性者数は97人(前日57人)で、累計は1万9174人。
 県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は2210.33人で、125日連続で全国ワーストが続いている。2位は大阪府1553.84人、3位は福岡県1524.01人、全国平均は1019.74人。
 入院調整中は5734人(前日6838人)、宿泊施設療養中は542人(同548人)、自宅療養中は3万2667人(同3万666人)。入院中は653人(同614人)、うち重症は26人(同27人)。療養中の患者の合計は3万9716人(同3万8791人)。
(いずれも速報値)
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