スパイス・ガールズの新作ドキュメンタリーで、ヴィクトリア・ベッカムがメンバーと再会へ

The Spice Girls - Photo: Mick Hutson/Redferns

ポッシュ・スパイスことヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)が、スパイス・ガールズ(Spice Girls)の成功への軌跡を追った新たなドキュメンタリー・シリーズでスパイス・ガールズのメンバーと再会を果たす。同ドキュメンタリーは、エミー賞を受賞したNetflixのマイケル・ジョーダンのドキュメンタリー・シリーズ『マイケル・ジョーダン: ラストダンス』を手掛けたチームによって制作される。

メル・Bは、オーストラリアのテレビ番組出演時に、同ドキュメンタリーの制作についてこう述べている。

「この作品(『マイケル・ジョーダン: ラストダンス』)の監督、そして全体的な撮影のコンセプトが本当にとても素晴らしい。だから、彼らと一緒に私たち自身のヴァージョンを作るつもり」

このドキュメンタリーの中で、彼女たちは世界最大のグループのひとつだったスパイス・ガールズの全盛期のエピソードについて語り合うという。

昨年、イギリスのベテラン音楽ライターで、DJ、音楽コンサルタントであるダリル・イースリーが司会を務める音楽ポッドキャスト「M Means Music」のエピソードの中で、スパイス・ガールズの画期的なデビュー・アルバム『Spice』について焦点が当てられた。

Spotifyの音楽と音声コンテンツを組み合わせた新たなオーディオ体験「Music + Talk」の一環として配信された同ポッドキャストは、世界18カ国で1位を獲得したスパイス・ガールズのデビュー・アルバムの奥深さを約20分にわたって掘り下げ、「Wannabe」「If You Can’t Dance」「Mama」などのヒット・シングルに加え、「Say You’ll Be There」や「2 Become 1」といったファンのお気に入り曲や隠れた名曲を紹介している。

昨年、スパイス・ガールズは、同アルバムの発売25周年を記念して、大ヒット曲 「Last Time Lover」の未発表デモ音源を初収録したデラックス・エディションを、2枚組CDとデジタル・アルバムで10月29日にリリースしている。スパイス・ガールズが自ら監修したこの25周年記念エディションには、4曲の全英No.1シングルを含むオリジナル・アルバムに加え、彼女たちのお気に入りのボーナス・トラックやB面曲、様々なリミックス、ヴァージン・レコードのアーカイブからの未発表デモ音源が収録されている。

また、スパイス・ガールズは、この25周年を記念して、ユニバーサルミュージックグループ傘下のマーチャンダイジングカンパニー、Bravado(ブラバド)商品、ライセンスなどを含む新たな契約を結んだ。

Written By Sam Armstrong

© ユニバーサル ミュージック合同会社