【詳報】宮城県で過去最多の3,711人感染 うち仙台市も過去最多2,460人 クラスター2件 患者2人死亡

宮城県で29日、新たに3,711人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。これまでの最多28日の3,174人を537人上回り過去最多となりましました。

感染が確認されたのは、仙台市2,460人、石巻市127人、多賀城市120人、名取市112人、大崎市79人、塩釜市70人、栗原市65人、登米市62人、柴田町56人、気仙沼市54人、富谷市 53人、岩沼市・東松島市各49人、利府町47人、大和町39人、白石市33人、亘理町28人、七ヶ浜町27人、川崎町25人、美里町・大河原町各24人、角田市20人、涌谷町15人、女川町13人、加美町12人、山元町9人、蔵王町7人、丸森町6人、大郷町・大衡村各5人、松島町・色麻町各4人、村田町・南三陸町各3人、県外在住者2人です。

年代別では、10歳未満498人、10代505人、20代676人、30代654人、40代588人、50代397人、60代176人、70代108人、80代72人、90代37人です。

宮城県の金曜日の感染者は、6月3日296人、10日333人、17日217人、24日212人、7月1日218人、8日432人、15日851人、22日2,508人、29日3,711人と推移しています。

富谷市の高齢者施設で13人、大和町の障害福祉施設で14人がそれぞれ感染し、クラスターが発生しました。

また、仙台市で70代男性が亡くなった後に感染が確認されたほか、仙台市以外で80代女性患者が亡くなり、宮城県で亡くなった方は212人となりました。

宮城県のまとめによりますと、29日午後1時時点で療養者が過去最多20,737人で、内訳は入院250人、宿泊療養1,032人、自宅療養が過去最多11,570人、入院・療養先の準備中・調整中が過去最多7,885人です。

確保病床の使用率は、宮城県全体で46.3%(249/538床)、重症病床21.8%(12/55床)、仙台医療圏に限ると56.3%(201/357床)、重症病床は25.0%(10/40床)です。

宮城県が発表している27日現在のPCR検査等の実施状況は、25日5,807件(陽性2,889)、26日4,248件(陽性1,544)、27日2,586件(陽性38)、コールセンターへの相談件数は、25日1,131件、26日1,304件、27日990件となっています。

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