【詳報】宮城県で2948人感染確認 療養者2万3103人・自宅療養1万3100人で過去最多

宮城県内で30日、新たに2948人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。29日の3711人、28日の3174人に次いで過去3番目の多さです。療養者は2万3103人で過去最多、このうち自宅療養が1万3100人と過去最多を更新しました。

また、仙台市の医療機関で32人の感染が確認されるなど、県内4つの施設でクラスターが発生しました。

市町村別の感染者は、仙台市1789人、石巻市144人、名取市137人、多賀城市97人、大崎市85人、富谷市82人、柴田町50人、岩沼市・利府町・塩釜市で各49人、気仙沼市44人、登米市39人、東松島市36人、亘理町34人、美里町33人、角田市26人、栗原市24人、大河原町22人、大和町21人、加美町19人、涌谷町18人、白石市17人、女川町12人、大郷町11人、川崎町・山元町で各9人、松島町8人、七ヶ浜町7人、村田町・南三陸町で各6人、蔵王町5人、大衡村・丸森町・色麻町で各3人、七ヶ宿町1人、そして県外1人となっています。

年代別の感染者は、10歳未満405人、10代395人、20代474人、30代515人、40代490人、50代294人、60代168人、70代109人、80代61人、90代35人、100歳代2人でした。

宮城県の土曜日の感染者は、7月2日246人、9日512人、16日958人、23日2208人と推移していて、30日は2948人と前週を大きく上回り、土曜日としては過去最多となりました。

また、県内4つの施設でクラスターが発生しました。これまでに仙台市の医療機関で32人、仙台市の高齢者施設で6人、大崎市の高齢者施設で24人、気仙沼市の高齢者施設で11人の感染が確認されています。

宮城県のまとめによりますと、30日午後1時時点で療養者は2万3103人で過去最多となりました。内訳は入院256人、宿泊療養965人、自宅療養1万3100人と過去最多を更新、入院・療養先の準備中・調整中8782人です。

確保病床の使用率は、宮城県全体で46.1%(248/538床)、重症病床は20.0%(11/55床)、仙台医療圏に限ると53.8%(192/357床)、重症病床は22.5%(9/40床)です。

宮城県が発表している29日現在のPCR検査等の実施状況は、26日4664件(陽性3029)、27日3784件(陽性2879)、28日3552件(陽性2150)、コールセンターへの相談件数は、26日1034件、27日990件、28日895件となっています。

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