アンモナイトの生態、進化に迫る 栃木県立博物館で企画展

世界最大のアンモナイト「パラプゾシア」の生態復元模型(左)と化石の複製(右奥)を見比べることもできる

 古代生物・アンモナイトの謎に迫る県立博物館の企画展「アンモナイトの秘密~太古の海の不思議な生き物」が、親子連れを中心に人気を集めている。同館所蔵の化石などを中心に約300点の資料が並び、知られざる生態や特徴、進化と絶滅の歴史をたどることができる。8月21日まで。

 会場で真っ先に目に入ってくるのが、世界最大のアンモナイト「パラプゾシア」の生態復元模型と複製化石。白亜紀になって巨大化したアンモナイトの一種で、1895年にドイツで発見された化石の直径は約1.8メートルと世界最大だ。

国内で発見されたアンモナイトの化石も多数展示している

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