ガソリンスタンド スタッフ
「ガソリンのギフト券というのが始まりまして、よかったらこちら見てもらってもいいですか?」
広島県内でも1日から「ガソリンのギフト券」の取り扱いが始まりました。
客
「贈りたいギフト券って、贈れるってこと?」
尾道市にあるこちらのガソリンスタンドでは、告知用のポスターなどが貼られました。
丸和石油 中内啓二社長
「全国的には昨年度から始まっていまして、1枚1000円の金券としてご利用いただける品物です」
石油販売の組合が企画した「ガソリンのギフト券」は、1枚1000円分を1100円で購入する、主に贈答用の券です。差額の100円がギフト券の流通費として上乗せされています。
客たち
「もらえるのはうれしいですね。利用したいですね、いただけたら」
「安いところに行こうと思う、やっぱり高いので。もらえたらうれしいですね」
ガソリンだけでなく、灯油にも使えるほか、タイヤやオイルの交換、洗車といったサービス料金の支払いでも利用できます。
中内啓二社長
「新たなお客さんの掘り出しも1つありますし、一般家庭でいえば、お中元・お歳暮に入れていけたら利用の範囲が広がるのではないかなということを踏まえて取り扱うことにしました」
県内のガソリンスタンドおよそ570店舗のうち、18の市や町の159店舗で取り扱いを始め、今後、順次拡大されるということです。
購入は、専用サイトから申し込むことになっていて、50枚以上だと送料は無料です。一部の店舗では直接、1枚から購入ができます。
丸和石油 中内啓二社長
「燃料が高くなれば、運送屋さんの運賃も上がり、物価それぞれの品物に反映してくるという厳しい状況にありますし、贈答品として世の中に認められれば、もっともっと利用が増えていくのかなと」
高騰が続く生活必需品のガソリン…。今の時代に喜ばれるギフト券なのかもしれません‥。
― すでに利用が始まった県外のエリアでは、個人のギフトより企業や業界内での贈答用として購入されているそうです。