子どもたちの居場所を守り共働き家庭を支援 仙台市の児童クラブは感染対策を強化

宮城県内の感染者数が高い水準で推移する中、仙台市泉区の児童クラブでは夏休み期間中の子どもたちの居場所を守り、共働きの家庭を支援しようと感染対策を強化しています。

仙台市泉区にある将監児童センターです。夏休みに入り、多い日では普段よりも2割ほど多い80人ほどの児童が利用しています。 将監児童センター森屋勝治所長「遊びを基本にしてやっているので、おもちゃを使った後の手洗い、おもちゃの消毒、その辺も気をつけてやっている」

新型コロナの感染者が急増する中でも、共働きの家庭が安心して子どもたちを預けられる施設を運営していくことが社会貢献につながるとして、感染対策を強化しています。

ボードゲーム類は、これまで子どもたちが自由に利用していましたが、現在は事務室で管理し一度使うごとに消毒したものを貸し出すようにしています。

部屋の中で遊ぶ際は人数を制限し、エアコンをつけながらほとんどの窓を解放するなどしています。

施設の担当者は、感染対策に限界はあるが出来る限りのことをして、子どもたちの居場所を守りたいと話していました。

将監児童センター森屋勝治所長「感染が進んでもお子さんを預かる施設が大切で、そこを守りながらお父さんお母さんが仕事がきちんとできるような環境づくりが必要」

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