広島ガスは、初めてとなる電気を供給する協定を廿日市市と結びました。
1日、廿日市市役所では、特定送配電事業に関する調印式が行われました。
廿日市市役所からおよそ1.3キロのところには広島ガスの廿日市工場があります。今回の事業では、その廿日市工場で発電した電気の一部を地下に埋設した自営線を使って廿日市の市役所や文化センター、浄化センターに供給することになっています。
事業によって、「CO2排出量の削減」や「災害時の対応強化」などが見込めるとしています。
広島ガス 松藤研介 社長
「災害時の発生におけるBCP電源の確保の一端を担わせてもらうことになり、たいへん意義のあることだと考えております」
廿日市 松本太郎 市長
「災害に強く、市内で発電した電力を市内で消費する、いわゆる電力の地産地消の取り組みであり、持続可能な街づくりに向けた大きな一歩であると考えています」
広島ガスは、来年12月からの電力供給の開始を目指します。