「JR東海の姿勢変わってきている」大井川流域の島田市長が評価 リニア工事パンフめぐり

JR東海が7月に作成したリニア工事に関するパンフレットについて、静岡県島田市の染谷絹代市長は8月1日の定例会見の中で、流域住民の意見を知ろうとする前向きな取り組みと評価しました。

<島田市 染谷絹代市長>

「意見・質問を寄せてくださいと大きく書かれている。JR東海がこう言ったのは初めて、姿勢が変わってきていることは評価できる」

JR東海が大井川流域住民への意見募集を目的に作成したパンフレットでは、「説明が不十分で住民に誤解を与える」などの指摘が出ています。

島田市の染谷市長は8月1日の会見で、パンフレットについてわかりにくく、示すべきデータが足りないと話しました。その上で、JR東海の流域住民の意見を聞こうとする姿勢を評価し、寄せられた意見を今後の取り組みに生かしてほしいと期待しました。

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