小田急線沿いに田園風景が広がる伊勢原市串橋の畑で、ヒマワリの開花が進んでいる。夏空の下、ヒマワリとロマンスカーの“共演”をカメラに収める絶好の撮影スポットとして「撮り鉄」からも注目を集めている。
地元住民などで組織する「比々多観光振興会」が手入れを担っており、約1000平方メートルの畑に約2千本のひまわりが植えられている。
今年は花が上向いて育つ「ビンセントオレンジ」に品種を変えたことで、ファインダー越しに風を切って走る列車とひまわりの表情をより捉えることができるようになったという。
同会の永井治子会長は「暑さやウイルスに負けず、力強く咲いているヒマワリを見て少しでも癒やされてもらえたら」と話している。