埼玉県などは1日、新型コロナウイルスに感染していた80～90代の男女5人が死亡、新たに9814人の感染を確認したと発表した。感染者は7月26日の7010人以来6日ぶりに1万人を下回った。内訳は県発表が7485人、さいたま市670人、川口市836人、川越市341人、越谷市482人。
これまでに確認された感染者は77万3943人（チャーター便帰国者含む）、死者は1687人（1日午後6時現在）。
7月31日夜時点の重症者は29人、感染者の入院は1491人、宿泊療養955人、自宅療養8万5469人。退院・療養終了は66万339人。
県によると、県管轄では80代の男性2人が死亡した。感染の詳細が判明したのは、未就学児～100代の男女7485人。うち、みなし陽性者は312人。クラスター（感染者集団）関連は27件で、新たに医療機関2件と高齢者施設2件で5～9人が感染した。会食で感染したとみられるのは10～70代の男女34人。ワクチンを4回接種していたのは20～90代の男女170人、3回接種は10～100代の男女2556人、2回接種は未就学児～90代の男女1464人だった。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女670人。40～90代の男女15人が中等症。
川口市によると、7月27日に療養中だった90代の女性が死亡した。感染が判明したのは10歳未満～100歳以上の男女836人。保育園では6園で17人（うち、保育士4人）が感染、当分の間の休園を決めた。休園中は11園（うち全面休園は7園）。
川越市によると、市内在住の80代の男女2人が死亡した。うち1人の死因は感染症以外という。感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満～90代の男女341人。うち10人はみなし陽性者。トワーム小江戸病院で21人（入院患者16人、職員5人）の感染が判明し、クラスターが発生した。
越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女482人。うち、みなし陽性者は25人。
