病床使用95%に、沖縄本島 陽性者は月曜最多3259人(8月2日朝まとめ)

 沖縄県は1日、新型コロナウイルスの新規感染者は3259人だったと発表した。月曜としては過去最多。新型コロナ用の病床使用率は県全域で86.5%と、高い水準で推移している。
 年代別の新規感染者は40代が最多の590人だった。30代500人、10歳未満450人、10代413人、20代398人、50代336人と続いた。
 圏域別の病床使用率は本島が95.3%、宮古が37.9%、八重山が46.7%。特に本島で病床が逼迫(ひっぱく)している。
 入院中の患者は661人で、そのうち国基準の重症者は27人だった。重症者用病床使用率は県全域で43.5%となっている。
 県が新型コロナ対策で支援に入る高齢者や障がい者などの福祉施設は237施設だった。施設内療養者は1805人で、そのうち84人が酸素投与を受けている。
 米軍関係の新規感染者は25人だった。
(稲福政俊)
【関連記事】
▼「世の中はこんなに活発なのに・・・外食も行動も制限、守っているのがばかばかしい」追い詰められる医療従事者たち 
▼5日間無症状なら園児の登園可能に 玉城沖縄知事が方針
▼返却率わずか27% パルスオキシメーターの在庫厳しく、沖縄県が貸し出し制限
▼「日本で最も感染がコントロールできていない」「危機感が見えない」沖縄県に専門家が苦言
▼【グラフで見る】かつてない増え方…感染爆発の沖縄
 

© 株式会社琉球新報社