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漁獲量の減少やノリの色落ちが問題となっている児島湾の環境を改善するため、8月2日、漁業者が海の底を耕しました。
「海底耕運」と呼ばれ、岡山市南部の4つの漁協でつくる児島湾漁業協同組合連合会が2016年から毎年行っているものです。
2日朝は4隻の船が出港。爪が付いた器具を海に沈め、海底にたまった泥をかき回しました。
これにより海底に酸素を送り込むことができ、ヘドロの分解を促し、植物プランクトンの餌となるリンや窒素といった栄養塩を供給することで、魚やノリなどが育つ環境を整えるのが狙いです。
海底耕運は8月末まで行われ、児島湾のおよそ160ヘクタールを耕します。