伊集院光、リメイクされた『ライブアライブ』について語る「1994年に出会ってたら…」

1日深夜放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、タレントの伊集院光が、Nintendo Switchでリメイクされたゲーム、『ライブアライブ』をプレイした感想を語った。

番組では、伊集院が最近プレイしたゲームソフトについて話していた。その際、1994年9月2日、スーパーファミコン向けソフトとしてスクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売された『ライブアライブ』のリメイク版が7月22日に発売された話となり、「スーファミの全能力をつぎ込んだ感じのロールプレイングゲームだったんだけど、ゲームがすごい好きな人は、『面白い、あれはいいよ』って言ってたから、こうやってリメイクになってるんだけど。俺やってないんだ、その頃」と明かした。

今回Switchでリメイクされ、初めてプレイしたという伊集院は「初めて2022年に、そのリメイク版をやっているんだけど‥不思議な感覚。これを俺1994年にやってたらすげぇ喜んでたろうなぁ~っていう」と感想を語り、「なんかね、7人か8人の最初、始める人を選べるの。で、そのステージも全部別なの。宇宙編とか、幕末編とか、功夫(カンフー)編とか全部別なの。で、まだ3つぐらいしかやってないんだけど、始めて驚いたのは、その3つのなんていうのかね、ゲーム性が違うんだよね。ひとつはアドベンチャーにかなり寄ってるRPGで。もう一個は、当時流行ってた『ストリートファイター2』とかの格闘技にかなり寄ってる。もう一個はなんか、原始人が色々肉を集めてくる、みたいな!?」と90年代のゲームでありながら、オムニバス形式で物語が進む点と、各主人公の世界観に合わせたゲームシステムを備えた斬新さに驚いていた。

同ゲームは中盤以降になると、各エピソードの主人公が集結していき一本のストーリーとなっていくが、30年近く前にこうしたシステムのゲームが完成していたことに伊集院は改めて驚いたようで「かなり斬新で、すごい意欲作なの。ありとあらゆるゲームを一本にまとめて、一個にしていこうみたいなことなんだよ」と語った。

ただ、昔のゲームであるということはリメイクされても感じるようで伊集院は、「やっぱりゲームとしては古いんだ。Switchにしたおかげで、不親切なところはカバーしたりしてるんだけど。ゲームのテンポみたいなものが古いし『昔、使われてたんだろうな、このゲームギャグ』みたいなこととかの臭いがすごいするんだ」と明かし、「たぶん、俺が1994年にこのゲームに出会ってたら、すごいワクワクしたと思う」と残念がったのだった。

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