大村の夜空彩る5000発 3年ぶり夏越花火大会 「まつり」3日まで

夏の夜空を彩った花火=大村市

 大村の夏の風物詩「第70回おおむら夏越花火大会」が1日夜、長崎県大村市玖島1丁目の大村ボートレース場一帯で3年ぶりに開催され、浴衣姿の市民らでにぎわった。
 「おおむら夏越まつり」(協賛会主催)の一環。同レース場の競走水面では、レーザー光や音楽に合わせて花火が上がり、観客を沸かせた。この後、沖合からも打ち上げられ、計5000発の大輪が夏の夜空を彩った。
 夏越まつりは3日まで。メイン会場のJR大村駅一帯では、ステージイベントのほか、沿道に出店が立ち並び、多くの市民が祭りの雰囲気を楽しんでいる。新型コロナ禍のため、開催時間は例年より1時間短い午後9時まで。最終日の「夏越総踊り」も規模を縮小して開催する。


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