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長崎県佐世保市鹿子前町の九十九島パールシーリゾートに停泊中の「九十九島遊覧船パールクイーン」で7月29日、操舵(そうだ)室などを見学できるバックヤードツアーがあり、親子連れなどが楽しい時間を過ごした。
この日は、市内外の3組5人が参加。普段入ることができない機関室と操舵室を、スタッフの解説を聞きながら見学した。操舵室では、吉元信一船長(62)が自動車でいうアクセルに当たる装置などを説明し、操船のやり方も解説。参加者は実際に舵輪(だりん)(ハンドル)を握るなど、船長気分を味わった。
西彼長与町立長与小4年の山村晃大君(10)は「船に興味があって参加した。初めてハンドルに触ることができて、うれしかった。船の仕事をしてる人はすごいなと思った」と笑顔で話した。