県議会は3日、臨時会議を開き、物価高騰や新型コロナウイルスの感染急拡大などへの対策として48億7800万円を増額する2022年度一般会計8月補正予算案と、足利高新校舎の工事請負契約の締結など計6議案を原案通り可決し、閉会した。
補正予算案には生活困窮者への自立支援金の支給や、物価高の影響を受ける中小企業などへの支援策、新型コロナ感染者の入院や転院を受け入れる医療機関への協力金などが盛り込まれた。
福田知事は冒頭、「必要な対策を迅速かつ適切に講じることとして編成した」と述べた。6議案は常任委員会の審議を経て全会一致で可決された。