NPT再検討会議2日目 国連本部前で被爆者らがデモ行進

ニューヨークで開かれているNPT=核拡散防止条約の再検討会議2日目。広島の被爆者らが核廃絶を訴えました。

2日、国連本部の前で行われた100人規模のデモ行進には、会議にあわせてニューヨークを訪れている広島の被爆者、県被団協の佐久間理事長も参加しました。

集まった人たちは「核兵器はいらない」「軍縮を」などと書かれたプラカードを掲げ声を上げました。

県被団協 佐久間邦彦理事長「国連の建物だけでなく意思表示をするということは非常に大切なことだと思いました。核に対するいろんな問題に対し考えてもらえるひとつの動機にもなれば」

一方、会議の演説でロシア外務省の担当者はプーチン大統領からのメッセージとして、「ロシアは一貫して核拡散防止条約に忠実であった」と読み上げました。

そのうえで、「核兵器のない世界の構築という目標に向け揺るぎなく取り組んできた。ウクライナに対するいわれのない侵略に関して全ての疑惑に強く反論したい」と主張しました。

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