久保建英も!?レアル・マドリーが買い戻した5人の選手

レアル・マドリーからレアル・ソシエダに完全移籍した久保建英。

その契約には5年以内ならレアルが一定額で買い戻せる条項があるとされている。

ここでは、レアルが買い戻した選手たちを取り上げてみよう。

カゼミロ

ジダンからも寵愛されたブラジル代表のモンスターボランチ。

若くしてレアルに引き抜かれると、22歳だった2014年にポルトにレンタルされた。

ポルトガルでは41試合で4ゴール3アシストという数字以上に活躍すると、2015年6月にレアルは買い戻し条項を行使すると発表。

その後、レアルで主力として成長し、ここまで333試合に出場するなど活躍を続けている。

ダニ・カルバハル

30歳になったスペイン代表の右サイドバック。

10歳からレアルのカンテラで育成されていたが、20歳だった2012年にレヴァークーゼンに売却された。

ドイツでは36試合に出場すると、ブンデスリーガのベスト右サイドバックに選出されるなど活躍。わずか1年でレアルは買い戻しオプションを行使することになった。

その後、チームに欠かせぬ主力へと成長すると、ここまで329試合に出場している。

ルーカス・バスケス

31歳になった元スペイン代表。

16歳からレアルに所属していたが、23歳だった2014年にエスパニョールにローンで放出された。

39試合に出場するなど見事な活躍を見せると、エスパニョールが買い取りオプションを行使。だが、レアルは買い戻し条項を行使して、即刻呼び戻した。

レアルでは本職ではない右サイドバックもこなすなど、これまで280試合に出場している。

マリアーノ・ディアス

ドミニカ共和国の代表経験を持つ28歳のストライカー。

カスティージャ時代から期待される存在だったが、24歳だった2017年にリヨンへ完全移籍した。

フランスでは48試合で21ゴールと活躍すると、クリスティアーノ・ロナウドが退団したレアルが翌年に買い戻す。

買い戻し条項はなかった(リーグアンでは認められていないという説)ものの、レアルは権利の35パーセントを保有していた。

背番号7を託されたが、ロナウドの代役はあまりにも荷が重く、翌年にその番号をエデン・アザールに譲渡。復帰後はあまりインパクトを放てず、契約は2023年まであるものの、この夏も放出候補に挙げられている。

アルバロ・モラタ

29歳のスペイン代表FW。

レアルではカンテラ育ちの大器として期待されていたが、21歳だった2014年にユヴェントスに2000万ユーロ(27億円)で売却された。

イタリアで活躍を見せると、2016年にレアルは3000万ユーロ(40億円)の買い戻し条項を行使。

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だが、その1年後にチェルシーに6600万ユーロ(90億円)で放出された。

その後はアトレティコ、そして、ユーヴェでも再びプレー。キャリアを通じた移籍金総額は1.89億ユーロ(257億円)にもなる。

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