育成選手から支配下契約を結んだ横浜DeNAの平良拳太郎投手(27)と宮城滝太投手(22)が4日、オンラインで会見した。平良は「リハビリを1年以上やってきた。支配下(復帰)をかなえることができてうれしい」、宮城は「こつこつやってきたことが実を結んだ。うれしい気持ちと感謝の気持ち」と、それぞれ喜びを語った。
平良は2017年にフリーエージェント(FA)の人的補償で巨人から加入。昨年6月に右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、オフに育成選手として再契約した上で復帰を目指していた。
肘の状態については「特に怖さもなく、今のところは投げられている」と平良。「一試合一試合を積み重ねることで先が見えてくると思う。目の前の試合を大事にやっていきたい」と手術後初登板を見据えた。
プロ4年目で念願の支配下契約を勝ち取った宮城は、1軍登板を目標に掲げる。「全力で腕を振って打者に向かっていく姿を見てほしい」と意気込んだ。