短冊に願いを 8月7日に古熊神社で「七夕まつり」

▲願い事が書かれた短冊と灯ろう

 8月7日(日)に古熊神社(山口市古熊1、TEL083-922-0881)で「七夕まつり」が開催される。    

 水に浮かべると文字が出てくる「水みくじ」や、牛乳パックを再利用した手作り灯ろうの点灯(午後6時から8時まで)のほか、かき氷やフライドポテト、焼き鳥といった露店の出店も。    

 誰でも短冊に願い事を書いて飾ることができる短冊奉納は、8月10日(水)まで。願い事が書かれた緑・赤・黄・白・紫の“五色の短冊”は、境内に設置された竹に飾られ、まつり終了後にお焚き上げされる。    

 同神社では、かつて旧暦の8月7日に七夕まつりを行っていたが、戦後の混乱により中断していた。新型コロナウイルス感染拡大により、地域の祭りやイベントの中止が相次いでいた2020年、「ささやかでも何かできれば」と真庭孝雄禰宜が約75年ぶりのまつりの復活を発案。一昨年、昨年に続き、今回が復活から3回目の開催となる。    

 「感染対策に気を付けつつ、天神様も愛された七夕の夜に、揺れる短冊や灯ろうの明かりを楽しんで」と同神社。

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