なぜか携帯に連絡が「明日提訴する」…驚いた女性「40万円」を詐欺師に 同居する家族、気付くも手遅れ

架空請求で電子マネー40万円詐取被害

 埼玉県警小鹿野署は4日、小鹿野町のパート女性(63)が架空請求詐欺で電子マネー約40万円分をだまし取られたと発表した。

 同署によると、2日午後6時ごろ、通信会社職員などを名乗る男から「インターネットサービスの利用料金約25万円が未納」「今日納めないと、明日裁判を起こす」などと女性の携帯に連絡があった。信じた女性は3日午後7時ごろ、町内のコンビニエンスストアで購入した約40万円分の電子マネーのカード番号を電話で伝えた。女性の同居家族が詐欺に気付き、同署に通報した。

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