激戦覚悟「全力注ぐ」 全共宮崎県代表 2カ月後へ闘志

接戦を制して県代表を勝ち取り、会場を1周する生産者ら=6日午後、小林市・小林地域家畜市場

 全国和牛能力共進会(全共)鹿児島大会の宮崎県代表牛全23頭が6日、出そろった。2017年の前回宮城大会では、本県は肉牛の部で最高賞・内閣総理大臣賞を獲得したが、総合成績で競う団体賞(今大会は設定なし)は鹿児島県、種牛の部の内閣総理大臣賞は大分県が手にするなど、他産地のレベルも着実に向上している。しかも、今回は最大のライバルの一つ、鹿児島での開催。最終選考を通過した生産者らは喜びの表情を見せたのもつかの間、「これから2カ月間に全力を注ぐ」と気を引き締めていた。

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