ちょっと懐かしのユニフォームをさらっと軽くご紹介する「Qoly × LFB Vintage」ブログのQoly版。
今回は襟付き・編み上げのレトロデザインが驚きだったブラジル代表のユニフォームを届けします。
ブラジル代表 2004 Nike FIFA100周年記念 ユニフォーム
一瞬見ただけではブラジル代表だとわからなくても不思議ではない、超レトロなデザインの一着。
2004年5月21日にフランスのスタッド・ド・フランスで開催された『FIFA100周年記念試合』。フランス対ブラジルの一戦で使用したユニフォームです。
FIFA(国際サッカー連盟)の設立は1904年5月21日。それからちょうど100年後にこの試合が行われました。
ブラジル代表は、GKジーダ、ロナウジーニョ、ロナウド、カカ、ロベルト・カルロス、ゼ・ロベルト、ジュニーニョ・ペルナンブカーノ、カフーなどがメンバーに。懐かしい顔ぶれですね。
このユニは記念試合モデルですが、正確にはその試合の「前半45分のみ」で使用したものでした。
前半はフランスも超クラシックなユニを着用!
見た目はほとんど普通のシャツで、大人の休日カジュアルみたいな雰囲気が漂います。
後半は一転して両チームとも当時のホームキットを着用。ビリヤードボールと揶揄されたNikeの丸囲み胸番号も懐かしいです。
ちなみに試合結果は0-0のドロー。こうした記念試合は一種のお祭りでもあるので、引き分けはある意味理想的な結果かもしれません。
ブラジルのキットは胸の編み上げとレトロなエンブレムがクラシック感を演出。エンブレムは文字がいつもと異なり、CBFならぬCBDとなっています。
現在はブラジルサッカー連盟(Confederação Brasileira de Futebol:CBF)ですが、1914年の創設当時の団体名はブラジルスポーツ連盟(Confederação Brasileira de Desportos:CBD)。このキットデザインとエンブレムは、その1914年当時の復刻デザインでした。
記念試合の前半のみ着用という極めてレアな一着。それも1試合どころか「0.5試合」のために用意した栄誉ある記念ユニフォームで、実にコレクタブルなアイテムです。
そんな懐かしいユニフォーム。「Qoly × LFB Vintage」で新品が入手可能です。