スキー場が夏季営業 プール設置 新見・いぶきの里 家族連れ水遊び

プールで水遊びを楽しむ子どもたち

 新見市千屋花見の「いぶきの里スキー場」が、初めての夏季営業を行っている。駐車場に巨大なウオータースライダーや、滑り台付きのプールなどを設置しており、家族連れらが水しぶきと歓声を上げて楽しんでいる。

 子どもたちの人気を集めるウオータースライダーは、高さ8メートルから水流に乗って50メートルを一気に滑り降りる。プールは10メートル四方の区画が二つあり、それぞれ水深は0.3メートルと0.5メートルで、中央に滑り台が付いている。このほかミストシャワーを浴びながら楽しめるトランポリンがある。

 祖父らと訪れた思誠小5年の男子児童(10)は、「ウオータースライダーはものすごくスピード感があって、楽しいから何度も滑った。夏休みの間にまた来たい」と笑顔を見せていた。

 会場には、ピザやパスタ、フランクフルト、かき氷などを販売するブースを設置。シャワーや更衣室も設けている。

 夏季営業は、夏場のにぎわい創出と施設利用が目的。スキー場を運営する「いぶき」の石田尭庸代表取締役(36)は「自然に囲まれた環境の中で、水遊びを思う存分に楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

 営業は30日までの午前10時~午後4時で、水曜日は休み。料金は2歳以上が1500円で、2人以上の来場で割引がある。ウオータースライダーは身長1.2メートル未満は利用できない。

 問い合わせは同スキー場(0867―77―2266)。

人気を集めるウオータースライダー

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