市教委には「生活費に使った」 保護者から集めた教材費を着服した疑い 市立学校の元事務職員の女(47)を逮捕 広島

保護者から集めた教材の購入費など、およ9万8000円を着服したとして、尾道市立学校の元事務職員が逮捕されました。

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業務上横領の疑いで逮捕されたのは、広島・尾道市向島町に住む市立学校の元事務職員の女(47)です。

警察によりますと、女は、尾道市内の市立学校で事務職員として勤務していた去年11月と12月の2回にわたって、学校名義の銀行口座から現金およそ9万8000円を払い戻し、着服した疑いがもたれています。

「間違いありません」と容疑を認めているということです。

尾道市教委は、非常勤職員だった女が、去年5月末からことし2月中旬にかけて、32回にわたって生徒用の教材などを購入するため保護者から集金したおよそ141万円を着服していたとして、懲戒免職処分にするとともに、警察に告訴したことを先月、発表していました。

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市教委によりますと、女は、「生活費に使った」などと話していて、全額返金する意向を示したということです。

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警察は、余罪についても捜査しています。

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