福井県警大野署は8月8日、大野市内で迷子の男児(9)を保護したとして、同市の会社員小部善司さん(44)に感謝状を贈った。
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同署などによると、小部さんは出勤途中の7月17日早朝、同市内の路上を歩く男児を発見。はだしだったことや周囲に大人がいないことなどから、優しく声を掛けて男児を保護し、110番通報するなどした。
同署で感謝状の贈呈式があり、水島徹署長が「大きな事件や事故に遭遇する前に見つけていただき、本当にありがとうございます」とたたえた。小部さんは「男児の家族も喜んでいたと聞いている。親元に無事に戻すことができて本当によかった」と話した。