台風がお盆に関東や東海に接近恐れ 予想進路、接近時期は…気象庁8月10日予報

今後、台風に変わるとみられる熱帯低気圧。8月10日午前9時現在の実況(気象庁HP引用)

 気象庁は8月10日、小笠原近海を進む熱帯低気圧が今後、台風に発達する可能性があると発表した。お盆期間に当たる週末には関西や東海、関東の沿岸に接近する恐れがあるとしている。11日午前9時に台風に変わる見込み。同庁の情報を基に接近時期や予想進路を調べた。

 台風に変わるとみられる熱帯低気圧は10日午前9時現在、小笠原近海にあり11日には台風に変わるとみられる。10日午前9時現在の予報では、12日午前9時時点の台風の中心気圧は1002ヘクトパスカルで中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートル。13日午前9時時点で中心気圧998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速20メートル、最大瞬間風速30メートル、14日午前9時には温帯低気圧に変わっている見込み。

 熱帯低気圧から変わった台風は北上し、13日午前9時には伊豆諸島近海に到達。関西や東海、関東の沿岸に接近する恐れがある。

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