西日本豪雨 80代女性を災害関連死に認定 死者152人に 広島

呉市(広島県)は2018年7月の西日本豪雨の災害関連死として、新たに1人を認定しました。

今回新たに災害関連死に認定されたのは80代の女性です。呉市によりますと、女性は2018年の西日本豪雨で自宅が被災。その後体調を崩して入院し、心房細動を原因とする心原性脳塞栓症で亡くなりました。

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2019年に遺族が呉市に災害弔慰金を申請し、継続審議となっていましたが、きのう(9日)開かれた市の審査会で、災害と死亡との間に因果関係があるとして、認定されました。

一方、同様に審査対象となっていた別の呉市の70代の女性は、「因果関係がない」として認定されませんでした。

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今回の認定で、西日本豪雨災害での呉市の死者数は災害関連死5人を含め、30人となりました。

西日本豪雨での広島県内の死者は、災害関連死43人を含む、152人となりました。

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