花火に舞台 奈義の夏祭り楽しんで 打ち上げ1500発や楽器演奏

本番に向けて練習に励む児童

 「第41回奈義町ふるさと夏まつり」が14日午後6時から、岡山県奈義町豊沢の奈義中央広場で4年ぶりに開かれる。約1500発の花火や町民出演のステージイベントなどがあり、夏の夜を盛り上げる。

 花火は午後7時40分から約20分間打ち上がる。ステージには町内の子どもたちによる書道パフォーマンスのほか、和太鼓グループ・歌舞鼓音座(かぶくんざ)などが出演する。

 ドラム演奏を披露する地元のドラム教室「KENZO DRUM SCHOOL」は、児童6人が2人一組で3曲を演奏。8日には、成松のスタジオで一人ずつ通し練習し、テンポの確認などを入念に行った。美咲町の加美小3年奥野葵君(9)は「初めての野外ステージで緊張するが、楽しんで演奏したい」と意気込む。

 新型コロナウイルス感染防止のため、飲食などの屋台は出店せず、食べ物と酒類の持ち込みを禁止する。手指消毒や検温、マスクの着用も求める。

 2019年は台風、20、21年はコロナ禍で中止だった。問い合わせは町産業振興課(0868―36―4114)。

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