福井県福井市の越廼海水浴場で8月12日、6人の海水浴客がイルカにかまれてけがを負った。いずれも軽傷とみられる。同海水浴場では11日も2人が被害に遭っており、福井県警などが注意を呼びかけている。
福井南署によると、12日午前9時45分ごろに県外の40代男性と10代男児の親子が、同11時55分ごろには県外の40代男性と10代少年が、いずれも手や足にけがを負った。午後1時35分ごろには、子どもと一緒にいた福井市の40代女性が両肘に、シュノーケルを着けて泳いでいた県外の30代男性が両手にけがを負った。いずれも沖合10~15メートルで被害に遭った。
⇒野生のイルカに「絶対に近づかない」専門家警告
同市の海水浴場では今夏、イルカの目撃や被害が相次いでいる。県警は「野生のイルカを目撃したら海には入らず、近づかないようにしてほしい」としている。