新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県藤沢市は12日、80代の男女2人の死亡と、10歳未満～90代の男女630人の感染が確認されたと発表した。
死亡した女性は市外の高齢者施設の入所者で、4日に陽性が判明し、5日に新型コロナで死亡した。基礎疾患があったという。
亡くなった男性は市内在住で、5日に陽性が判明した。市外の医療機関に搬送されたが、6日に別の疾患のため死亡した。基礎疾患はなかったという。
新規感染者の年代別は10歳未満が最多の101人。30代95人、20代87人、40代86人、50代76人、10代59人、60代42人、70代34人、80代33人、90代17人だった。
中等症6人、軽症614人、無症状10人。感染経路不明は416人、陽性者との接触が63人、家庭内感染が151人となっている。
市によると、市内の福祉事業所で5人の陽性が判明した。同施設の感染者が計6人となったため、市はクラスター（感染者集団）と認定した。
