大川印刷(横浜市戸塚区)が手がける崎陽軒(同市西区)の「昔ながらのシウマイ」の包装紙と「シウマイ弁当」の掛け紙の印刷に、カーボンオフセットされたインキが使用されることになった。東京インキ(東京都)が二酸化炭素(CO2)排出量を相殺できる国の制度を活用して製造した印刷用インキを調達。8日には第1弾となる包装紙の崎陽軒への納入を開始した。
大川印刷は脱炭素印刷を掲げ、2025年までにサプライチェーン(供給網)においてもCO2ゼロを目指している。すでに印刷にかかる電力は、自前の太陽光発電と風力発電の購入で賄いゼロを達成。現在は印刷用インキのゼロ化に注力している。