【13日】長崎県内2569人コロナ感染 累計13万人台 自宅療養者初の3万人超え

左から 13日発表の市町別感染者数、新型コロナウイルス感染者の入院状況(12日午後7時現在)

 長崎県などは13日、新型コロナウイルス感染者2569人を確認し、2人が死亡したと発表した。重症化リスクの高い60歳以上は587人(22.8%)だった。2020年3月に県内で初めて陽性者を確認して以降、累計で13万623人となった。単純計算で県民の1割超が感染を経験したことになる。
 亡くなったのは長崎市の80代男性と同市の70代女性。同市によると、2人とも入院療養中だったという。死亡日はいずれも12日。県などは高齢者など重症化リスクの高い人と会う場合は、事前の検査で陰性を確認するよう呼びかけている。
 1日当たりの新規感染者数は25日連続で前週の同一曜日を上回っており、増加傾向に歯止めがかからない。13日公表(12日午後7時時点)の病床使用率は51.7%。自宅療養者は初めて3万人を超えた。これに入院、宿泊、施設を合わせると県民の2.6%に当たる3万3320人が療養中。
 年代別では40代が395人(15.4%)で最多。30代14.8%、10歳未満14.3%、10代12%と続く。
 県議会事務局は13日、県議1人の感染を発表。12日に医療機関を受診し、陽性が判明した。県議の感染は通算14人目。


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