全国高校総体(インターハイ)のボートは14日、愛媛県今治市で行われ、男子かじ付き4人スカルで関西が11年ぶり4度目の優勝に輝いた。今大会で岡山勢の団体種目の優勝は初。
4艇が争う決勝(1000メートル)で関西(八重樫弦、宮内陽色、長崎富生、石井大和、石井敦貴)は、スタートダッシュに成功して先行。他艇の追い上げを振り切り、2位に0秒65差の3分18秒72で頂点に立った。
関西として高校ボートの“花形種目”で久々の栄冠。レース後、石井敦貴主将は「夢に見た日本一。まだ実感がない」と率直な心境を語った。