“体力の限界に挑戦” 小学生から60代の約160人 長与でアクアスロン大会

熱戦を繰り広げる選手たち=長与港

 スイム(水泳)とラン(陸上)の合計タイムで競う「第2回ながよアクアスロン大会兼第73回県民体育大会アクアスロン競技」が11日、長崎県西彼長与町斉藤郷の長与シーサイドパーク多目的広場周辺であり、小学生から60代まで県内外の約160人が体力の限界に挑戦した。
 町トライアスロン協会が3年ぶりに開催。選手たちは長与港内を泳ぎ終えると、シューズに履き替えランのコースへ。沿道の声援を浴びながら、最後まで力を振り絞って駆け抜けた。
 中学生の部男子を制した青雲中1年の鳴瀬夏輝さん(12)は「スイムは苦手だったがランで抜かせると信じていた。来年もまた挑戦したい」と笑顔で語った。大会実行委員長を務めた同協会の山野健二理事長は「3年ぶりに開催できて良かった。選手へのサービスを高めてぜひ大会を続けていきたい」と話した。


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