平和の願い、川面に浮かぶ 「真岡の灯ろう流し」3年ぶりに

川面に浮かぶ灯籠

 終戦記念日の15日、真岡市中心部を流れる行屋川で先祖の供養や平和を願う「真岡の灯ろう流し」(真岡商工会議所青年部主催)が行われた。

 新型コロナウイルス感染症の影響で開催は3年ぶり。訪れた人は灯籠に願い事をしたため、川に流した。日が沈むと川面に無数の灯が浮かび上がり、幻想的な雰囲気となった。

 「願いがかなうといいな」と真岡中1年菊地(きくち)ひかりさん(13)。ゆっくりと流れる灯籠を静かに見つめていた。

川面に浮かぶ灯籠
川面に浮かぶ灯籠

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