エナジー・ボールトとジュピター・パワーがテキサス州とカリフォルニア州でのバッテリー・エネルギー貯蔵プロジェクトに関する契約を発表、総容量は220 MWh

エナジー・ボールトは、テキサス州フォートストックトン近くにあるジュピター・パワーの施設に100 MW(200 MWh)のバッテリー・エネルギー貯蔵システムを供給し、エネルギーおよびアンシラリーサービスをERCOTに提供

エナジー・ボールトはまた、カリフォルニア州カーピンテリアでジュピター・パワーのために10 MW(20 MWh)のバッテリー・エネルギー貯蔵システムの建設と試運転を行い、CAISO供給力十分性プログラムに参加し、カリフォルニア州に安定性をもたらす

ジュピター・パワーのバッテリー・エネルギー貯蔵システムは、エナジー・ボールト・ソリューションズ(EVS)独自のシステム設計とEVSのエネルギー管理ソフトウエア(使用する貯蔵技術を問わず最適なグリッド安定性と経済的エネルギー配送を可能にするように設計)を活用

スイス・ルガーノ & 米カリフォルニア州ウエストレークビレッジ & 米テキサス州オースティン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 持続可能なグリッド規模エネルギー貯蔵ソリューションのリーダー企業のエナジー・ボールト・ホールディングス(NYSE:NRGV)(「エナジー・ボールト」または「当社」)と米国の主要なバッテリー・エネルギー貯蔵開発企業で公益事業規模のバッテリー・エネルギー貯蔵プロジェクトの所有・運営企業のジュピター・パワー(「ジュピター」)は本日、エナジー・ボールトがジュピターのバッテリー・エネルギー貯蔵プロジェクトの2つに機器、エンジニアリング、調達、建設、バランスオブプラント・サービス、エネルギー管理ソフトウエアを供給する2件の契約の締結を発表しました。

プロジェクトの1つとして、テキサス州フォートストックトンの近くにある100 MW(200 MWh)のバッテリー・エネルギー貯蔵システムは、エネルギーおよびアンシラリーサービスをERCOTに提供します。もう1つのプロジェクトとして、カリフォルニア州カーピンテリアにある10 MW(20 MWh)のシステムは、CAISO供給力十分性プログラムへの参加を通じてグリッド・サービスを提供し、南カリフォルニアにエネルギー安定性ももたらします。両プロジェクトは、このような電気市場に不可欠な供給能力を提供し、2023年に完了することが予想されています。

システムは、エナジー・ボールト・ソリューションズ(EVS)独自の統合プラットフォームを利用し、EVSの革新的なエネルギー管理ソフトウエア・プラットフォームも活用します。これは、以前発表したように、9カ月前の2021年11月から開発されてきたものです。EVSは、高度なソフトウエア・アーキテクチャーと最適化アルゴリズムを活用し、多様なユースケースの下で複数のエネルギー資産を統合・調整することを可能にします。

エナジー・ボールト最高商務責任者のMarco Terruzzinは、次のように述べています。「本日、EVSを利用した初のバッテリー・エネルギー貯蔵プロジェクトが発表され、ジュピターのような貯蔵インフラストラクチャー・分析の市場リーダー企業を支えることになり、当社は、9カ月前に導入したばかりの包括的エネルギー貯蔵ソリューション戦略を実行に移しています。当社は、EVSを利用した当社のエネルギー貯蔵ソリューションに対して世界的に強い需要を確認しています。これは、短期・長期両方のエネルギー貯蔵技術(EVx)を統合して提供する当社プラットフォームの独自の力によるものです。」

ジュピター・パワー最高技術責任者のMichael Geierは、次のように述べています。「ジュピターは、この2つの新しいプロジェクトで当社の既存のバッテリー・エネルギー貯蔵ポートフォリオを拡大するためにエナジー・ボールトと協力することをうれしく思います。ERCOTグリッドのバッテリー・エネルギー貯蔵プロジェクトの最大の開発・運営企業として、当社は、グリッドの逼迫を緩和するために役立つ革新的な貯蔵ソリューションを継続的に実行していく強い必要性を認識しています。当社は、カリフォルニア州で初めての当社のプロジェクトを構築することに期待を感じています。カリフォルニア州の送電網は、依然としてバッテリー・エネルギー貯蔵容量を追加する必要性が高い状況にあります。」

ジュピターには現在、テキサス州で運用中・試運転中のバッテリー・エネルギー貯蔵プロジェクトが654 MWh存在し、カリフォルニア州からメーン州までのいくつかの対象市場で開発中の追加的プロジェクトが11 GWを超えています。ジュピターのプロジェクトは米国の電力グリッドを脱炭素化するために必須であり、排出のない発電を提供することで太陽光や風力といった再生可能エネルギー資源の普及を支援して強固にしつつ、グリッドの安定性と信頼性を高めます。

エナジー・ボールトについて

エナジー・ボールトは、脱炭素化を実現しながらグリッドレジリエンスを維持するための発電所規模のエネルギー貯蔵に世界が取り組むための手法に変革をもたらすよう設計された持続可能なエネルギー貯蔵ソリューションを開発・導入しています。当社独自の重力式エネルギー貯蔵技術、バッテリー貯蔵技術、エネルギー貯蔵管理・統合プラットフォームは、電力会社や独立系発電事業者、大規模な産業エネルギー・ユーザーが、電力の信頼性を維持しつつ均等化発電原価を大幅に削減できるようにすることを目指しています。エナジー・ボールトは、廃棄材料を有益な再利用に取り込むことができる環境に配慮した材料を活用することで、循環型経済への移行を促進し、お客さまのクリーンエネルギーへの移行を加速させています。詳細情報については、www.energyvault.comをご覧ください。

ジュピター・パワーについて

ジュピターは、バッテリー・エネルギー貯蔵インフラストラクチャーの主要プラットフォームであり、トレーディング、分析、開発、財務、運営、建設における深い能力を持ち、供給最適化で比類のない知的財産を保有しています。ジュピターは、EnCap Investments L.P.、Yorktown Partners、Mercuria Energyの支援を受け、テキサス州のオースティンとヒューストン、イリノイ州のシカゴにオフィスを置いています。ジュピターは、米国内で運営中・建設中の公益事業規模のバッテリー・エネルギー貯蔵プロジェクトを事業資産として持ち、開発中のプロジェクトの容量は1万1000MWを超えています。ジュピター・パワーの詳細情報については、当社のツイッター、リンクトイン、フェイスブックのページ、あるいはwww.jupiterpower.ioをご覧ください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、エナジー・ボールトの将来の拡大、展開、能力に関する記述など、リスク、不確実性、仮定を伴う将来見通しに関する記述が含まれています。実際の結果を本プレスリリースに含まれる記述と大幅に異なるものにする可能性がある要因が多数あり、たとえば、本プレスリリースで発表されているエナジー・ボールトのエネルギー管理ソフトウエアおよびプロジェクトの導入に関係するリスク、本プレスリリースで発表されているプロジェクトのための機器、エンジニアリング、調達、建設、バランスオブプラントのサービスを供給するエナジー・ボールトの能力に関係するリスク、本プレスリリースで発表されているプロジェクトにおける予想外の遅延、プロジェクトが期日どおりに建設されるか否か、あるいは予定通りに運営されるか否か、一般的な市場における動向や変化、COVID-19の継続的な影響、政治、経済、ビジネスの状況などが挙げられます。当社の業績に影響を及ぼす可能性があるその他のリスクと不確実性は、2022年8月8日にSECに提出されたフォーム10-Qによる2022年6月30日締め四半期の四半期報告書の「リスク要因」および「財務状況および業績に関する経営陣の議論および分析」の項目に記載されており、同文書は当社のウェブサイト(investors.energyvault.com)とSECのウェブサイト(www.sec.gov)に掲載されています。当社が随時SECに提出するその他の書類にも、追加の情報が記載されます。本プレスリリースに含まれるすべての将来見通しに関する記述は、本文書の日付の時点で当社が入手できる情報に基づいており、適用される法律により義務付けられる場合を除き、当社は、これらの記述が作成された日付以降に発生した出来事や状況を反映するために提供された将来見通しに関する記述を更新する義務を一切負いません。

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