【シニア必見】外出時に活躍する熱中症対策アイテムをご紹介! Vol.2

まだまだ暑い今年の夏。8月半ばですが、しばらく猛暑は続きそうです。お盆は終わりましたが、夏休みもあともう少しということで、これから孫と出かけるシニアも少なくないはず。引き続き油断せずに熱中症対策をする必要があるでしょう。

そこで今回は、これから外出予定を控えているシニアに向けて「熱中症対策アイテム」をご紹介します。

熱中症対策アイテム1:首掛け扇風機(ネックファン)

「【シニア必見】外出時に活躍する熱中症対策アイテムをご紹介! Vol.1」でもご紹介したネッククーラー冷感タオルは首を直接冷やすものでしたが、シニアの中にはそれが苦手な人もいるでしょう。そんなシニアにおすすめなのが首掛け扇風機(ネックファン)です。首から掛けてて首元に風を送ります。

メリットは、両手を空けられること。首掛け扇風機よりも早く普及した携帯扇風機のように手で持つ必要がないので、外出時にはうってつけです。その一方でデメリットとしてあげられるのが運転音。送風ファンと顔の距離が近いため、運転音が気になることもあるでしょう。また、ファンに髪の毛が巻き込まれることもあります。これらを踏まえて最近では静かな音のものや羽がないものもあります。

熱中症対策アイテム2:ファン付き作業着

建設業などの現場作業をする人におなじみのファン付き作業着。しかし、最近では普段着として着用する人も増えています。作業着に搭載されているファンが空気を衣服内に取り込み、それによって汗が蒸発します。もちろん涼しさも得られるので、快適に過ごすことが可能です。熱中症対策だけでなく、すぐに汗が蒸発するので不快な汗のにおいも減らせると一石二鳥ですね。

忘れないでほしいのは、エアコンと同じような機能はないことです。温度調整機能はなく、衣服の内部と同じ温度の風しか送れません。とはいえ、生ぬるい風でも気化熱を利用して体温を下げられるので、涼しさは得られますよ。

熱中症対策アイテム3:冷却スプレー

吹きかけるだけで涼しくなる冷却スプレーは気化熱の原理を利用しています。スプレー内の液化ガスやエタノールを吹き付けると、それらが気化します。その際に涼しさを感じるというわけです。暑い環境でも一拭きすれば瞬時に涼しくなれますよ。

最近では冷却スプレーの噴射口に違いが出ています。冷却成分が勢いよく噴射されるジェット噴射タイプと、霧状になるトリガータイプです。

ジェット噴射タイプは一気に噴射されるため、すぐに涼しさが欲しい方にはおすすめ。体温を下げたい時に効果的とされる首・脇の下・足の付け根を冷やすのにいいでしょう。

トリガータイプは冷却成分が広範囲に広がるため、冷涼感を体全体で感じられます。香り付きなら体全体に広がりますし、におい対策にもなりますよ。

また、香りでいうとメントール配合どうかも見ておきましょう。より涼しさを感じたい人はスーッとするメントール配合がおすすめです。香りが苦手な方は無香料タイプがいいでしょう。「香りはいらないけれど汗のにおいが気になる…」そんな人は消臭成分が入っているものを選ぶといいでしょう。

いかがでしたか? このように熱中症対策アイテムはさまざまあるので、使うシーンや自分の好みに合わせて選ぶのがいいでしょう。ご紹介したアイテムを使いながら、水分補給もお忘れなく。特にシニアは、猛暑は熱中症だけでなく脳梗塞のリスクもあるからです。外出先や使いやすさに合わせた熱中症対策アイテムと水分摂取で、残りの夏をイキイキと楽しんでくださいね。

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