不要子ども服 寄付を 東郷小中生が難民支援

不要になった子ども服の回収に取り組む東郷小中の児童生徒

 日南市・東郷小中(吉永力校長、281人)の児童生徒会は、着なくなって不要になった子ども服の回収に取り組んでいる。回収後は難民らに届けられ再利用される予定で、地域や家庭に協力を呼びかけている。
 持続可能な開発目標(SDGs)の活動の一環で初めて企画。衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの「届けよう、服の力プロジェクト」として実施し、集めた服は同社を通じて難民の子どもたちへ届けられる予定。
 生徒会長を務める中学3年、曾我唯花(ゆいか)さん(14)は「世界中の困っている人の力になりたいと全校生徒でSDGsに取り組んでいるので、ご協力お願いします」と呼びかけている。
 回収対象は赤ちゃん用から160センチまでの子ども服(下着や小物類は不可)。小、中学校の各玄関前に設置している回収ボックスで月、金曜の午前8時~午後4時半に受け付ける。10月7日まで。

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