コロナ禍 行動制限ない初のお盆 観光地にぎわう一方、飲食苦戦も

Uターンラッシュで混雑する宮崎空港=14日撮影

 今夏のお盆休みは、鉄道や航空などの利用者が前年よりも大幅に増加したことが18日、交通各社のまとめで分かった。新型コロナウイルスに関連して、政府による行動制限が3年ぶりになかったことなどが影響した。県内の観光地にも家族連れらが足を運び、にぎわいを取り戻した。一方でコロナ感染者が爆発的に増加していることから、飲食店を訪れる客は少なく、関係者は「期待していたが、寂しいお盆になってしまった」と嘆いた。

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