全国高校将棋竜王戦、佐野の竹熊さんが準優勝

竹熊柊さん

 第35回全国高校将棋竜王戦(日本将棋連盟など主催)が17、18の両日、福岡市で開かれ本県代表の佐野高3年竹熊柊(たけくましゅう)さん(17)が準優勝に輝いた。準優勝は県勢の最高成績タイで6年ぶり3人目。

 大会は、新型コロナウイルス感染拡大を受け中止が続き3年ぶりの開催。都道府県の代表ら52人が出場した。竹熊さんは、予選リーグを勝ち抜き、26人が出場した決勝トーナメントに進出した。

 決勝では奈良県の東大寺学園高2年金田夏樹(かねだなつき)さん(17)に惜しくも敗れた。下野新聞社の取材に竹熊さんは「自分の力を出し切ることができた。準優勝という結果はとてもうれしい」と話した。

 竹熊さんは、3、4の両日、東京都港区で開かれた全国高校総合文化祭将棋部門の男子団体にも出場した。

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