「期日前、積極的に利用を」コロナで投票機会逃さないよう、沖縄県選管が呼び掛け 違法のぼりなどへは対策強化

 8月25日告示、9月11日投開票の県知事選挙に向けて、県選挙管理委員会の当山尚幸委員長は18日、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で投票機会を逸しないためにも、期日前投票の積極的な利用を県民に呼び掛けた。候補者名が入ったのぼりなど、違法文書図画については対応を強化する考えを示した。

 選挙期間中に感染して外出自粛となった場合は特例郵便投票が可能となるが、投票用紙を請求し、到着するまで数日かかる。会見で当山氏は「自身や家族の体調に変化がないうちに、早めに投票を済ませるようお願いする」と呼び掛けた。

 違法文書図画に関して「告示後も掲示される場合は改めて撤去命令を出し、状況に応じて命令を受けた候補者の氏名を公表する」と述べた。

 (池田哲平)

© 株式会社琉球新報社