新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は19日、市内に住む90代と70代の男性2人の死亡と、市内外に住む10歳未満~100歳以上の男女2384人の感染が新たに確認されたと発表した。重症が1人、中等症が37人、軽症が1984人、無症状が150人、調査中が212人。
市によると、90代男性は特有の症状が現れたため検査を受け、12日に感染が判明。自宅療養中に容体が急変し、市内の病院に搬送されたが、17日に死亡した。男性は基礎疾患があり、ワクチンを3回接種していたという。
70代の男性は、15日に多摩区内の路上で倒れているところを発見され、市内の病院に搬送されたが、間もなく死亡した。搬送時の検査で陽性と診断された。
感染者の年代別の内訳は、20代が425人、30代が398人、40代が370人、50代が326人、10歳未満が235人、10代が208人、60代が180人、70代が133人、80代が70人、90代が37人、100歳以上が2人。2342人の感染経路が不明。陽性患者の接触者は42人で、このうち家庭内感染は32人。