『大豆田とわ子』『竜とそばかすの姫』などでも活躍し、注目を集める現代音楽作曲家の坂東祐大が、初となる東京でのポートレート・コンサートを開催! 出演者、演目も発表!

© Takeshi Shinto

東京藝術大学を首席で卒業した作曲家の坂東祐大は、第25回芥川作曲賞(2015年)などを受賞し、フランスやイギリスなどでも作品が演奏されるなど、国内外で注目を集める現代作曲家だ。 多様なスタイルを横断しつつ、音楽の刺激と知覚の可能性などをテーマに、創作活動を行なう坂東は映像作品にも多数関わっており、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(坂元裕二 脚本)や、第44回日本アカデミー賞にて「最優秀音楽賞」を受賞した映画『竜とそばかすの姫』(細田守監督、音楽:岩崎太整、Ludvig Forssellと共に )等を担当。また、米津玄師 5thアルバム『STRAY SHEEP』における全面的な共同編曲や、宇多田ヒカル「Beautiful World (Da Capo Version)」などの編曲及び指揮、直近では、NHK土曜ドラマ『17才の帝国』や、テレビ朝日『報道ステーション』テーマ曲「Voices」、そしてジャパネットウォーターのCM曲(是枝裕和監督)の音楽を務めるなど、ジャンルや媒体を問わず多方面に活躍をしている。

その坂東が作曲活動の中心に据える現代音楽において、今年3月に京都芸術センターにて開催し、話題を集めたのが、自作品のみを披露する“ポートレート・コンサート”『耳と、目と、毒を使って』である。 それらをさらにアップデートし、10月に自作品のみの公演としては初の東京公演を開催する。2020年から発表してきた作品「言い訳の方法」「ドレミのうた」などの改訂版、さらには本公演のために新曲も書きおろし、浜離宮朝日ホールに坂東祐大の音の世界が響き渡る注目の一夜となる。 出演者はクラシック界で活躍している俊英が集結し、エレクトロニクスに有馬純寿、声を矢部華恵、そしてテキストキュレーションに詩人の文月悠光が入る豪華な布陣となっている。

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