<甲子園>応援が力、1勝できた…聖望学園主将らが飯能市役所を訪問 退任の岡本監督「一番の思い出に」

聖望学園主将ら、飯能市役所を訪問

 第104回全国高校野球選手権大会に埼玉代表として13年ぶり4度目の出場をした聖望学園の江口生馬主将(3年)や岡本幹成監督ら4人が18日、飯能市役所を訪れ、新井重治市長に結果を報告した。

 聖望学園は1回戦で能代松陽(秋田)に8―2と勝利を収めたが、2回戦で大阪桐蔭に0―19で敗退した。

 江口主将は「甲子園という舞台で(野球が)やれることに感謝し、プレーできた。埼玉県や飯能市からの応援も自分たちの力になり、1勝できた。後輩には来年も再来年もあの舞台になってほしい」と振り返った。

 37年間にわたって同校の指揮を執り16日に退任を発表した岡本監督は「一つ勝つことができて、ほっとしている。甲子園という舞台で選手は高校生活で一番の思い出になったと思う」と語った。

 能代松陽戦を甲子園で観戦した新井市長は「よく戦ってくれた。久々に市民が心を一つにした」と健闘をたたえた。

 関純彦校長と守真基部長も同行し、市民らの応援に謝意を示した。

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